型枠事業

型枠技能工とは

どんな建物をたてるのか?

主要構造が鉄筋コンクリート造や鉄骨造などで作られる建築物を主に扱い、ビルやマンション、学校、病院、様々な施設の建物などの中高層建築物のコンクリート形状を作成して施工します。

どんな仕事をするのか?

設計図を基に建物の形となる柱・梁などで部材の型枠を組立て、そこにコンクリートを流し込み、型枠を外すと、建物の形に形成されます。型枠技能士は、その「型枠」を図面より加工図を作成、加工して組み立てる仕事を主としています。木造住宅に木造大工が携わるように鉄筋コンクリート造や鉄骨造には型枠技能工が携わります。

 

設計図を現実の建物へと形にする仕事です。

 


型枠とはなにか?

900㎜×1800㎜厚さ12㎜のべニア板に桟木(さんぎ)という木材を釘で打ち付け、壁や柱や梁などを建物の形に作ります。それを現場で建込んで(組立て)、コンクリートを流し込めるようにする鋳型の役目をするものです。コンクリートを流し込み、溢れないように抑え込むので型枠を含め、それを支える単管(鉄パイプ)やパイプサポートなどを取り付けます。

型枠技能工の会社とは?

型枠技能工が所属するのは、ゼネコン(総合建築会社)の下請け業者(専門工事業)として、大勢の人達が所属しています。保険はもちろんの事、福利厚生も充実している会社が近年増えています。建てる建築物も大規模なものが多いので、技能工の人数も必要となり、建築業界では今でも好景気な状態を維持しております。

使用する道具は?

トランシット・オートレベル・レーザーレベルの精密測量機械や墨つぼ・さしがね・水平器・ハンマー・手ノコに加え充電式の丸ノコ・電動ドリルと様々な道具を使用しますので、技術・技能は、ますます向上しています。

型枠技能工として熟練すれば型枠技能士へ

大規模現場ともなれば数十名の型枠技能士が働く現場もあります。経験を重ね熟練すれば技能工を束ねる現場職長として型枠大工工事のとりまとめ役になります。職長経験を経て、さらに熟練すれば厚生労働省ものづくりマイスターとなります。あなたもなってみませんか?

 

この建物は私が建てたと、誇りと自信が持てる仕事です。